
この疑問に対する結論は…
月に1度、回数にして10回履いたら一度靴磨きするのがベストです。
本記事では月に一度磨いたほうが良い理由と定期的にメンテナンスしたい内容について解説します。
本記事の信頼性
- 月に一度の靴磨きで写真の様な靴を保てます
- 履きまわしで、5年間同じ靴を履いています
記事を読み終える頃には、月に1度磨く理由がしっかり分かります!

1.靴磨きの頻度:月に一度なにをする?
1-1.月に一度靴を磨く根拠
靴を長くきれいに保つ秘訣。これは革を乾燥から守ることが最も重要です。
靴は乾燥することで表面が「白くなったり」「ひび割れ」します。
これを防ぐために、定期的に「乳化性クリーム」による靴磨き、栄養補給は効果抜群な対策です。
この乾燥対策が「10回ほど履いたら」必要となり、目安として「月に1度」の靴磨きが必要となります。
月に1度潤いを補給する作業が必要であり、その手段が靴磨きというイメージです。
手順については次に解説していきます。
1-2.月に一度どうやって磨くか解説
靴磨きの具体的なステップは
- 馬毛ブラシでホコリ落とし
- クリーナーで汚れ・古いクリーナー落とし
- 乳化性クリームで保湿
- 余分なクリームを磨いてふき取る
この4つが具体的なステップです。
このメンテナンスを月に1度行うことで、常に光沢を保つ靴をキープできます。
私の場合1足あたり30分程かかります。
結構時間はかかるので、テレビやyoutubeを見ながらするのがおススメです!
靴磨きについては私が勉強させてもらった動画があるので、ご紹介します。あわせて参考にしてください。
また靴磨きに必要な用品については、「靴磨きアイテムはこの5点でOK」という記事を書いていますのでお持ちでない方は、ご参考にしてください。
磨いた翌日は仕事に行くのが楽しみになりますよ!
1-3.購入直後は一度磨こう
月に1度の靴もそうですが、購入したばかりの靴も1度乳化性クリームで磨いてあげることをおススメします。
その理由は
- 製造~購入までにホコリが付着する
- 製造~購入の過程で乾燥する
私としては買った直後なので「一番キレイな状態じゃん!」という気持ちなのですが、靴屋さんの倉庫に眠っている時間も相当あり、販売されるまでどの程度時間を経ているかはわからないです。
この間革は真っすぐに伸びた状態で箱に入っています。初めて履くときはその真っすぐな状態が崩れ負担がかかる為、その前に1度メンテナンスしてあげることでいわば「準備運動」を革靴にしてあげることが可能です。
乳化性クリームでさっと拭いてあげるだけでOKなので、ぜひ試してみてください。
1-4.半年に一度靴の中の掃除も
靴の中、特につま先部分は汚れがたまる場所です。
その多くは靴下の細かい黒い繊維が履く回数に応じて溜まっていきます。
直接手を入れて取ってあげてもOKですが、割りばしに布を巻き付けて取ってあげるのが簡単です。
1-5.年に一度はソールもチェック
ソール、特にかかとの減り具合も年に一度チェックしましょう。
減り具合は電車営業か車営業かなど、あなたの働き方に応じてかなり変わります。
多少減ってきたぐらいでは問題になりませんが、長く履きたい一足であるならば「だいぶ減ったなぁ」と感じた時点で靴屋さんで「かかとの交換修理」をしましょう。
ポイント
店舗によりますが安い店舗だと3,000円~から修理が可能です。交換すれば更に1~2年履けるのでコスパは抜群ですよ!
よくかかとが減っている方を見かけますが、少しだらしないように見えますので注意です!
1-6.慣れてきたら鏡面磨きにもチャレンジ
あなたの周りに「ピカピカに輝く靴を履いている人」はいませんか?
もしいたらそれは「鏡面磨き」という技術で磨いている可能性が大です。
鏡面磨きとは文字通り、「鏡のように磨く」技術。
ハイポリッシュワックス(1,000円程)が必要になりますが、このワックスで靴の凹凸を埋めるように磨くことで、光が全反射し鏡のように光らせることが可能です。
少し技術が必要ですが、私の場合は1足あたり15分~20分程かかります。
特段人に教わったことはありませんが、youtubeを見てできるようになりました。
こちらも参考にした動画を貼っておきます。ぜひトライしてみてください!
2.靴磨きの頻度:磨いた靴をキレイに保つには?
2-1.毎回のブラッシングが有効
「時間をかけて磨いたので、できるだけキレイに保ちたい!」
靴を磨くと間違いなくこの気持ちになります。特に満員電車で傷がついたり、多少ホコリがのるのは日常茶飯事。
これを解決するためには、馬毛ブラシでの毎日のブラッシングがおすすめ!
一日に蓄積した細かい傷や、ホコリを落とすことができます。
下の写真が一日履いた靴の写真です。見えますかね。表面の微妙なほこり。
ちなみにホコリは乾いた繊維なので、靴表面の水分を奪う強敵です。
それだけにブラシで払い落とすことで、革表面の水分量の減少を抑えることができるので、必ずブラッシングしましょう。多少手間ですが、大事なひと手間です。
私はコロニルの馬毛ブラシを使用しています。
2-2.雨の日専用シューズを用意する
「いま持っている一番古い靴」これを雨の日専用シューズにしましょう。
気のせいかもしれませんが、靴を磨いた次の日は必ずと言っていいほど雨が降る(気がする)
正直ものすごくテンションが下がりますが「雨だから休もう」というのは難しいですよね。
「出勤時に雨が降っている」「天気予報で確実に雨が降る」これが分かっている日は、雨専用シューズを用意し、それを履くことが一番の回避策です。
私は雨専用の靴(下の写真)でも、しっかり磨きます。でも一番古い靴なので、汚れても諦めがつきます。
この割り切りが他の靴を長持ちさせることになります。あなたも明日以降一番古い靴を雨用にしてみましょう!
3.靴磨きに時間をかけたくないあなたへ
3-1.靴磨きに出すのもあり
「月に一度磨こう」と言っても、靴磨きには時間がかかります。
多少金銭的余裕があるのであれば、靴磨き専門店に磨きに出すのもおススメです。
店にもよりますが、1足あたり1,000円~2,000円で磨いてくれます。
私は最初勘違いしていたのですが、靴磨きって街中でイスに座って磨いてもらうイメージありませんか?
間違ってはいないのですが、靴磨き屋さんに何足かまとめて預けることが可能です。
クリーニングと同じイメージで「明日までに3足お願いします」と預けて次の日に取りに行く人もかなり多いです。次の日に出来上がるかどうかはお店によりますが、時間のない人にはありがたいサービスです。
3-2.おススメのシューケアショップ
私がお世話になっているシューケアショップを紹介します。
私が靴磨きにはまるきっかけになったお店です。
ここのエグゼクティブコースがおすすめ。
「もうそろそろ靴を買い替えようかなぁ」と思って営業していた矢先、たまたま時間が空きそこでこのお店に出会いました。
この店でしてもらった「鏡面磨き」に衝撃を受けたのが靴磨きにはまったきっかけです。もう全然違うんです。さっきまで捨てようと思ってたのが嘘のような仕上がりでした。
そこから近くに用がある日には磨いてほしい別の靴を履いていくようになったのはいい思い出です。
少し目立たない場所にあり周りの目も気にならないのでおすすめです。
言わずと知れた「靴」を扱う全国チェーン。
メニュー
1.クイックくつ磨き 500円~
2.プレミアム靴磨き 1,000円~
3.鏡面磨き 2,000円~
特にクイック靴磨き500円~は破格です。鏡面磨きは取扱店舗が限られているようなのでホームページでチェックしてみてください。
百貨店の靴コーナー
ワンランク上の靴磨きをしてほしいなら、百貨店の靴コーナーもおすすめ。
恐らく靴磨き店が店内に併設されているはずです。百貨店の格にもよりますが、高級百貨店であればあるほど、信じられないほどの品質で仕上がるはずです。その分価格も信じられない価格になるかもしれませんが。。
4.靴磨きの頻度:まとめ
今回は「靴磨きの頻度」についてご紹介しました。
今回のまとめ
1.靴磨きは月に1度(回数なら10回)
2.毎回履いた後のブラッシングでキープ
3.忙しい人、靴を復活させたい人は靴磨き屋さんにお願いもあり
靴をキレイに保っている人は、どの世界でも評価されます。
なによりモノを大事にしている姿勢が伝わります。
本記事の他にも「営業で履くべく靴」や「おススメの一足」も記事にしているので、参考になった方はぜひ見てみてください。
ご覧いただき、ありがとうございました!